資金繰りや経営の改善、経理に強い銀行融資コンサルタント会社。銀行融資取引、資金調達、経理業務、資金繰り・経営改善でお困りの中小企業を応援します。
経営者ならば銀行の貸す側の考え方も理解しておく必要があります。
最近の傾向としては、中小企業にとって銀行からの融資が受けやすい環境にあります。
融資先の獲得をめぐって銀行間の競争が激しいので、優良企業は「どんどん借りてください」としかも超低金利で提案されます。銀行の中には優良企業への超低金利での融資競争をしながらも、そんな利益の薄い融資を嫌い、多少金利の取れるややリスクのある企業に対して融資するケースも見られます。ただ、もちろんすべての中小企業が借りやすいわけではありません。
しかしその一方で、業績が低調でも融資を受けている企業も存在します。
銀行からのスムーズな資金調達ができるかどうかは、決算書が良いか悪いかだけでなく、銀行と良好な関係を築くための付き合い方を知っているか、そしてそれを自社で実行しているかということも大切なのです。
貸す側である銀行員の考え方を知る事、そして最低限の知識を身に付けておきましょう。それによって、銀行員との信頼関係構築やスムーズな資金調達がしやすくなるのです。
そして、銀行員と話している事が理解できるようになりますし、資金繰りで協力を得られやすくするには何をするべきかが分かるようになります。
先ほども申し上げましたが、今は非常に借りやすいと思います。しかし、それが永遠に続くとは限りません。業績の変化だけでなく、リーマンショックや東日本大震災のような大きな問題が発生すれば、融資対応が急変することもありえます。
また、信用保証協会制度の大幅な見直しが議論されています。これを書いている平成28年7月5日現在はまだ決まってはいませんが、今は信用保証協会の保証が原則8割、2割が銀行となっています。それがさらに銀行に負担してもらう方向で進んでいるのです。そうなっても銀行は中小企業融資に前向きに取り組むでしょうが、やはりそういう対応をしてもらえない中小企業も出てくるでしょう。そうならないためにも、銀行との上手な付き合い方は必要なのです。
経営者として本業で結果を出すことが一番大切ではありますが、資金繰り対策のために銀行融資について自社は何をすべきか知っておくといいでしょう。
これからの銀行との上手な付き合いというのは、利益を出して良い決算書を提出するだけではありません。適時適切な情報開示が重要です。
定期的に試算表や資金繰り表を作成・提出し、経営状況を報告できるようにするべきです。そして、今後の見通しや数値計画を示し、どのようにして達成していくのか具体策も説明できるようにしたいところです。
しかし、それを行うことができる中小企業は多くないと思います。そこで当社では銀行との良好な取引ができるよう書類作成やアドバイス、交渉のサポートを行っています。詳しい内容は「資金繰り・銀行との取引サポート」に書いてありますので関心のある経営者様はぜひ一度ご確認ください。
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2021/1/21
ブログを更新しました
「信用保証に関する金融機関アンケート調査結果の概要(20年度下期調査)」
※このホームページでは、中小企業が融資を受ける金融機関を原則「銀行」と表現しておりますが、信用金庫や信用組合に読み替えて頂いてかまいません。