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リスケジュール(リスケ)

1、返済額が多く資金繰りが苦しいなら、リスケジュールを検討しましょう

銀行からお金を借りたら、当初の条件通りに返済をしなければなりません。

しかし、多くの中小企業は収益性が低く、かつ財務基盤も脆弱であることから、赤字や債務超過になりやすいといえます。そのため、資金繰りが苦しくなってしまったり、返済が難しくなってしまうことがあります。

もし銀行からの資金調達ができなかったとしても、銀行よりも高い金利の金融会社から借りて返済を継続することは避けなければなりません。
 

  • 銀行からの追加融資ができなくなってきた
  • 返済額が多く資金繰りが厳しい
  • 業績回復には時間がかかる

これらの状況に陥ってしまったら、銀行にリスケジュール(以下、リスケ)をお願いし、返済条件の変更をしてもらうことを検討して下さい。リスケが認められると返済額を減らすことができますから、資金調達と同様の効果が得られます。

基本的には約定通り返済しているうちに相談し、延滞してから銀行に相談することはできるだけ避けるようにして下さい。やはり銀行が企業に対して持つ印象が違いますし、少しでも資金繰りに余裕のあるうちに行動した方がその後の経営にもプラスといえます。

またリスケを申請する時は無理のない返済額にしてもらえるよう交渉して下さい。例えば、毎月200万円返済していたとして、今後100万円程度なら何とか返済できる見通しだとしたら、毎月の返済額を100万円以下で銀行には相談するべきです。手元資金があまり無いようでしたら、資金を増やすためにもしばらくは元金返済をストップしてもらうことを相談してもいいでしょう。

2、経営改善計画書の作成

リスケの依頼に対して銀行側としては、リスケに応じて支援することによって今後の返済が正常通りに再開できる見通しなのかがポイントとなります。

それを審査するためにも今後どのように経営改善し、業績見通しはどうなるのかを示さなければなりません。それらの内容をまとめた経営改善計画書の作成が必要となります。

経営改善計画書はリスケに応じてもらうことにより、一時的に資金繰りが楽になり、その間に業績を改善させていき、返済が正常通りに再開できるという内容が必要です。ただし、銀行の支援を得たいからとできもしない計画を策定するのは、信頼を失うだけなのでやめましょう。

詳しくは「経営改善計画書」のページを参照して下さい。

最近は銀行側が経営改善計画書を作成してくれる場合があります。あるいは作成を求められるが、内容の薄い計画書でリスケが承認されることも多々あります。しかし、そのような支援を受けている中小企業は、自主的に計画書を作り実行しているわけではないためでしょうか、経営改善があまり上手くいっていないケースが多いように感じられます。

返済を少しだけ減額してもらえば資金繰りが安定する程度なら、簡単な計画書でもいいでしょうが、そうでないのなら自社の今後をしっかりと考えて経営改善計画書を作成し、計画を実行していくようにしましょう。

計画書の内容から融資先に回復の見込みがあると銀行が判断すれば、リスケに応じてくれる可能性が高くなります。

3、リスケジュール交渉が難航している場合

リスケの相談に行ったら、丁寧に対応してもらえることが多いと思います。しかし、銀行も営利企業ですから、お願いされても簡単に了承してくれないこともあります。

経営改善計画書の内容が実現可能性に乏しいと、簡単に応じてくれないことがあるでしょう。その場合、銀行員からはいろいろ厳しいことも言われるかもしれませんが、融資を受けて返済できない自社に問題があるという気持ちで、「弊社も業績回復のためにあらゆる努力をしますので、どうかご協力をお願いします」という姿勢で交渉するようにして下さい。

「返済できないのだからしょうがないだろ」と当たり前のように開き直る人もいるようですが、そのような態度はリスケ交渉にはマイナスになるだけです。

ただ、お願いする立場だからといって、何でも銀行のいいなりになる必要はもちろんありません。

自社の作成した計画書が実現可能性の高い内容で返済が再開できることを、一度や二度断られてもあきらめずに粘り強く交渉する姿勢が必要になります。

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