
決算書の違和感からはじめる「経営分析」は6月に増刷され、おかげさまで多くの方に読んでいただけているようです。ありがとうございます。
東京CPAニュース2025年9月号
東京CPAニュース2025年9月号のTOKYO CPA ライブラリーにおいて、広報委員が薦める今月の書籍として以下のような内容で紹介されました。
本書は、決算書の違和感から経営分析を学べる内容となっている。分析に用いる決算書としては「成長の可能性がある決算書」と「倒産のおそれのある決算書」の2パターンから、各勘定科目で注意すべき分析STEPを踏まえ「成長」又は「倒産」を見抜く手法を学ぶことができる一冊である。
金融機関視点や税理士事務所視点から中小企業の実務を踏まえた、リアルな経営分析本となっている。
なお、東京CPAニュースとは、日本公認会計士協会東京会が毎月発行している会報誌です。

日本経済新聞電子版【マネーの本棚】
2025年6月11日の日本経済新聞電子版【マネーの本棚】で、今読むべきお金の本として次のように紹介されました。決算書の違和感、日本国債の基礎… 今読むべきお金の本
本書では、決算書内の勘定科目の変化に注目して分析する方法を紹介する。この分析を行うと、その増減の良しあしや理由が分かるという。例えば人件費・外注費の増加、固定資産・役員報酬の減少などの数字の違和感を見つけ、そこから成長の可能性や倒産の恐れを見抜くなどといった独自の分析方法を20通り掲載。分析方法ごとに、決算書のどこを見て何を計算するかなど、詳細の手順を説明している。各勘定科目の説明や図解もあり、会計の知識がなくても学びやすい一冊。
なお、こちらは日経マネー2025年5月号の記事を再構成されたものになります。
試し読みができます
こちらの画像は丸善丸の内本店様のビジネス(経営)部門で3位になった時のものです。
画像は丸善丸の内本店様のxより

丸善ジュンク堂書店、紀伊國屋書店、くまざわ書店、三省堂書店、有隣堂など多くの書店様で販売しております。日本実業出版社様のサイトで試し読みが可能ですし、Amazonでサンプルを読むことができます。
決算書の数字を前期と比較すれば通常は増減が発生します。その増減の違和感を起点に、どの経営指標を使って分析するのか、分析結果から企業実態をどう見抜くのか、20の勘定科目から解説します。企業の成長と倒産の可能性を分析しながら、決算書の読み方も学べる1冊です。
また、最近は粉飾決算を行った企業の経営者が逮捕される事件が増加しています。本書では粉飾方法についても解説しておりますから、銀行にお勤めの方にも役に立つ内容です。
〔第1部:成長の可能性がある視点〕
第1章 「売上高」が増加
第2章 「販管費」が増加
第3章 「人件費」が増加
第4章 「研究開発費」が計上
第5章 「外注費」が増加
第6章 「営業外収益・特別損失」が計上
第7章 「売上債権」が減少
第8章 「有形固定資産」が増加
第9章 「仕入債務」が減少
第10章 「借入金」が減少
第11章 「純資産」が増加
〔第2部:倒産の恐れがある視点〕
第12章 「現預金」が減少
第13章 「棚卸資産」が増加
第14章 「仮払金・貸付金」が発生・増加
第15章 「固定資産」が減少
第16章 「繰延資産」が計上
第17章 「未払費用・未払金」が増加
第18章 「役員借入金」が計上
第19章 「役員報酬」が減少
第20章 「減価償却費」が少額で計上
お近くの書店にない場合は以下のオンラインストアをご利用ください。