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財務分析は、銀行融資の審査において、融資先企業の財務状態を把握するのに利用されます。
財務分析というと、さぞかし銀行員のことだから難しい計算をしているのだろうと考える経営者がいますが、そんなことは決してありません。基本的には簡単な算数レベルです。
財務分析をする際に利用するのは決算書です。その決算書に記載されている数字を使うことによって、企業の安全性や収益性に問題が無いか、返済能力はあるか等の分析を行っています。
中小企業には数字が苦手という経営者がいます。財務分析の専門家になる必要はありませんが、銀行との融資交渉のためにも少しは知っておいた方がいいでしょう。なぜなら銀行が企業を審査する際には、決算書だけでなく経営者の能力も審査項目の1つだからです。自社で契約している専門家に教えてもらいながら、時々財務分析をしてみてください。
我々中小企業自身が財務分析をすることで、財務上の自社の強みや弱みが分かり、どこをどう改善していけばいいのかを考える材料を提供しているといえます。過去と比較したり、同業と比べてみたりすると、より自社の問題点が分かりやすいでしょう。
財務分析において代表的な指標は以下の通りです。銀行によってどれが特に重要かは異なりますが、自己資本比率、債務償還年数、インタレスト・カバレッジ・レシオは重要です。
※このホームページでは、中小企業が融資を受ける金融機関を原則「銀行」、そして社長、経営者、代表者を「経営者」で統一しています。