資金繰りや経営の改善、経理に強い銀行融資コンサルタント会社。銀行融資取引、資金調達、経理業務、資金繰り・経営改善でお困りの中小企業を応援します。
これは決して私が営業目的で申し上げているのではありません。
英英者の知識や準備不足等が原因となりスタートでつまずいてしまった、ひどい場合は廃業してしまった経営者をたくさん見てきたからなのです。
実際にあったことをいくつかご紹介すると
●法人設立直後に日本政策金融公庫に創業融資を申し込んだ。しかし、許認可が必要な事業でこれから手続きを始めるという状態であったため、審査を先に進めてもらうことはできなかった。
●資本金がいくらであっても会社が作れると聞いて1円で法人を設立した。そして1,000万円の融資を申し込んで否決された。
●親しい仲間数人で独立しようということになり、みんなで資本金を出し合い、全員が取締役にもなった。そして、事業拡大を目指して取引銀行で保証協会付き融資を申し込んだ。しかし、取締役の1人が信用保証協会とトラブルになった過去があることが分かり、この問題点を解決し融資が実行されるまでかなりの時間を要した。
●全く経験のない業界で起業したが、販路開拓はそれからでも何とかなるだろうと楽観的に考えていた。実際に始めてみると、新しい業者が簡単に顧客を獲得することができる業界ではなく、本業では1円も売上が発生しないまま廃業した。
これらは事前に起業に詳しい専門家に相談していたら、問題にならずに済んだ内容ばかりです。
独立しても数年で多くは廃業していきます。
皆さんの自宅の近くに店舗や会社が出来ても、数か月から数年で消えてしまったのをよく見ませんか?
これから起業される方はそうならないで欲しいですし、少しでも良いスタートを切りたいと思うはずです。そうならば、事前にリスクの芽を摘み取っておくために、ぜひ1回は専門家に相談してみて下さい。
最近は創業関連の専門家が増えています。ただ、専門家と名乗っているだけの方も残念ながら多いのが現実です。また、創業融資に強いということも大事ではありますが、経営に関しての知識や経験が豊富かという点も重要です。
今後の顧問契約や報酬が欲しいからと、起業家に気に入られようとして厳しい指摘ができない専門家もいます。
皆さんも自分で考えた事業内容について問題点を指摘されたり、厳しいことを言われたりするのは嫌かもしれません。しかし、少しでも事業が順調に行くためにも、厳しい意見をはっきりと言ってくれるぐらいの専門家を選ばれるといいと思います。
※このホームページでは、中小企業が融資を受ける金融機関を原則「銀行」、そして社長、経営者、代表者を「経営者」で統一しています。