資金繰りや経営の改善、経理に強い銀行融資コンサルタント会社。銀行融資取引、資金調達、経理業務、資金繰り・経営改善でお困りの中小企業を応援します。
赤字が続いている企業は、資金流出の補填に必要な借入れを続けるため、借入金残高は膨らんでいきます。結果、返済と支払利息が増加し資金繰りを悪化させます。
早期に黒字化を目指して経営改善に注力するべきです。行動が遅れるほど資金繰り対応に時間を割かれてしまい、再生できる可能性は減少していきます。
そうならないためにも、黒字化に必要な施策とそれを実行する経営者の行動力が不可欠です。
■正確な試算表の作成
経営者なら赤字の原因が何なのかある程度は想像がつくでしょう。しかし、実際どれぐらい経費がかかっているのか、売上高や利益率はどうなっているのかが把握していない経営者も多いのです。それを明らかにするためにも、正しく作成された試算表が必要です。赤字経営で悩んでいる中小企業は試算表が毎月作成できないことが多いです。
業績悪化に伴い管理部門にコストをかけられないため、試算表ができていない(あっても半年ぐらい前とか)、売上高や経費の計上は入金や支払ベースで行っている、在庫は期首から常に同額で計上されている(ほとんど変化がないのならいいのですが)、こういう中小企業は非常に多いのです。まずは正確な数字で自社の現状を直視することが欠かせません。
■赤字の原因を明確になったら改善策の策定と実行
正確な数字を把握できるようになると、問題点がいろいろ出てくるようになります。
それらに対する具体的改善策を策定し実行します。すぐに効果が出るものとそうでないものがありますから、一気に黒字とはならないかもしれませんが、自社の現状を把握したら対策を策定し直ちに実行しましょう。
■改善策は大きく3つ
黒字化に必要な改善策は大きく3つに分けることができます。
(1)無駄な固定費の削減
売上高が計上されない場合でも固定費は発生します。無駄を削減するため内容をよく確認しましょう。
(2)変動費の見直し
変動費とは商品や原材料の仕入(業種によっては外注費)など、売上高に連動して発生する経費です。仕入先の多くは決まっているかと思います。しかし、より安く仕入れることができないか、他社からの見積もりを取ることも必要です。
(3)売上高の増加
売上高は単価と数量に分解ことができます。人件費や原材料の上昇をカバーするのに必要な単価になっているか、販売数量が減少していないかを確認し、どちらも改善するための施策を実行します。
社内で経営の立て直しに取り組もうとしても、うまくいかないことも多いです。社内の人材だけでは難しいなら、外部専門家の協力を得ることも必要です。
当社は赤字で悩んでいる中小企業経営者様に対して、黒字に向けた改善のお手伝いをすることができます。詳しくは「中小企業の経営改善・経営改善計画書の作成支援」を参照してください。
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