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企業から提出された決算書は、銀行としては融資審査に重要な書類です。企業はただ渡すだけでなく、できる限りの対応をする必要があります。
決算書がこれからの融資に影響を与えるといっても、多くの融資先を抱える担当者からすれば、決算書の評価は単なる事務作業の1つとして処理される可能性が高いです。
経営者は決算書の内容をよく理解しており、売上高や利益が減少した事情も理解しているでしょう。しかし、銀行内部では決算書に書かれた数字だけを見ているかもしれません。忙しい担当者は、決算書を受け取ったら行内の必要な作業を行い、行内の基準に沿って格付け評価を更新することが優先されがちです。
だからこそ、「銀行なら説明しなくても自社のこと理解しているだろう」「銀行だからしっかり見てくれるだろう」と考えず、簡単でもいいから決算書を渡す際に、説明をする必要があるのです。
・売上高や利益が減少した
・商品在庫が増加した
・借入金が増加した
例えばこれらの動きはマイナスに評価されることが多いですから、なぜそうなったのか、そしてこれからどうなるのかを説明すべきなのです。
決算書の数字を使って実施される評価です。貸借対照表と損益計算書から財務分析を行います。収益性、安全性、返済能力、資金繰りに余裕があるか、などをスコア化していきます。
銀行担当者の主観で行うのではなく、決算書の数値をシステムに入力し、自動的に点数化される仕組みです。
したがって、ここでは担当者が「当行と良好なお付き合い関係にある」といった感情的なものは排除され、数字の結果だけで判断されることになります。
中小企業は大企業と異なり、「一時的な理由で利益が減少した」「設備投資が必要で借入金が増加した」などの理由で決算内容が悪化することはよくあります。しかし、システムに入力し機械的に点数化される仕組みであるため、評価が下がってしまうことがあります。
とはいえ決算書は企業の成績表ですから、どうしてもこれを土台に信用格付けがなされるのは理解しなければなりません。
これは重要です。経営者が決算内容やこれからの経営方針について説明できる必要があります。いかに良い説明であっても、経営者自らが行わなければ意味がありません。
よく、経理責任者、顧問税理士、経営コンサルタントに交渉を代行したいと考える経営者がいますし、代行する業者も存在します。
しかし、銀行からみたらそのような行為はどう映るでしょうか。「自分の会社のことすら説明できないのか?」「交渉の場から逃げるのか?」と感じるでしょうし、少なくとも経営者としての経営能力を疑われることになりますから、定性評価でマイナスになることは間違いありません。
銀行員を前にして決算内容を説明することに緊張する経営者はいます。うまく説明できなくてもかまいませんから、経営者から説明することが大切なのです。
なお、経営者だからといって決算内容すべてを把握できているとは限りませんし、それは仕方のないことです。説明の補助をするために経理担当者や経営コンサルタントがサポートすることは問題ありません。ただ、嫌がられる場合もありますから、取引銀行に確認しておくといいでしょう。
これまで説明したように、決算書はただ提出するだけの対応は避けましょう。
銀行員も忙しいですが、ぜひ少しの時間でもいいから決算説明の時間を作ってもらいましょう。
もし決算内容が悪かったとしても、それは今さらどうすることもできません。重要なのはこれからです。どうやって経営課題を解決していくのか、それを銀行担当者に説明しましょう。
売上高そして利益額や利益率が悪化したなら、それはなぜなのか、原因を究明しこれからどうしていくのかをしっかり説明してください。
銀行が融資先企業の信用格付けを行う際、決算書は重要なウエイトを占めるのですから、企業は何もしないよりも決算説明をしたほうがプラスに働く可能性は高いです。
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