資金繰りや経営の改善、経理に強い銀行融資コンサルタント会社。銀行融資取引、資金調達、経理業務、資金繰り・経営改善でお困りの中小企業を応援します。
これから事業を開始する方や個人事業主の方から「個人事業主で始めたほうがいいのか(個人事業主のままでいいのか)、それとも法人にしたほうが銀行から融資を受けやすいのか」という相談を受けます。
銀行から資金調達をする場合、どちらかと言えば、個人事業主よりも法人のほうが有利な場合があるかもしれません。なぜなら、個人事業主の確定申告書よりも法人の申告書ほうが、情報量が多いことや銀行員が慣れているためです。また融資商品の中には、法人を対象にしている場合もあります。
ただ、事業が順調であるならば、どちらでも融資は受けやすいですし、明確にどちらが有利ということはありません。
ですので、こういうことは資金調達だけで考えるのではなく、税金や営業等も考慮しながら判断する必要があります。取引先からの信用を得る必要があるなら法人にするべきでしょうし、その必要がないのなら消費税、法人税、所得税のことを考えて判断したほうがいいでしょう。
法人にはしたけど、資本金が極端に少ない(1円とか)法人を作って創業融資を受けようとする人がいますが、資金調達の面から考えるとあまりいい事とは言えません。これから創業する、あるいは法人成りする場合で、銀行からの融資が今後必要であるならば、できるだけ資本金は多くしておくほうが望ましいです。
2010年06月16日
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