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皆さんの会社の決算書には資産の部に貸付金や仮払金という科目はありますか。
貸付金や仮払金が計上されている会社は結構多いと思いますが、銀行から不良資産と疑われやすいのがこの科目です。
「貸付金は本当に返済されるのか、仮払金は利益を増やすために経費科目を仮払金としているのでは?」と疑われる科目なのです。
もちろん、貸付金や仮払金であっても内容や理由に問題がなく、確実に解消されるならかまいません。ただ長年、中小企業の決算書を見ていると、社長や役員への貸付金であったり、仮払金も役員のであったり、利益を出すため経費を仮払い処理しているのがかなり多いのではないでしょうか。そしてそのまま放置している中小企業が結構多いのです。
銀行から不良資産と見なされると格付けが変更される可能性もあり、その場合には資金調達が難しくなるか融資条件が悪くなってしまいます。問題ない貸付金・仮払金であれば、決算書を持って銀行に説明に行くときなどに説明をしておいたほうがいいでしょう。
一番いいのは銀行から疑われないよう、これらの科目を発生させないことです。とは言っても、中小企業が経営をしていれば相手先を表に出せないため貸付金や仮払金で処理した等あると思います。
解消方法としては、当然ですが直ちに会社に返済をするか、毎月の役員報酬から一定額ずつ返済するしかありません。
最近は保険を活用した清算方法もありますから、気になっている中小企業は利用してもいいかもしれません。
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2021/1/21
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