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支払利息・借入金

営業利益で支払利息をカバーしているか

中小企業は資本金だけでは足りず、銀行融資によって資金調達することが多くあります。その場合、損益計算書には支払利息が計上されています。

調達した資金で商品・原材料や設備を購入、そこから利益を獲得します。支払利息を上回る利益が計上できれば正常な状態ですが、「営業利益<支払利息」になってしまえば赤字ですし、借入金の返済原資が出せていないことに。銀行は返済してもらわなければなりませんから重要なところです。

インタレスト・カバレッジ・レシオという指標があります。計算式は次のとおりです。

インタレスト・カバレッジ・レシオ=(営業利益+受取利息・配当金)/支払利息・割引料(倍)

事業で得られる利益(営業利益や受取利息・配当金)が金融費用(支払利息・手形割引料)の何倍あるかを示す指標です。

預金利息はほぼ0%ですから無視するとして、営業利益・支払利息もに1とすれば、経常利益は0円になります。つまりこの計算式では1倍です。したがって、1未満になるとしたらそれは経常利益が赤字ということです。

これを改善するには、利益を出すか、支払利息削減のため金利を引き下げてもらうか借入金を減らすしかありません。

借入金と支払利息のバランス

取引銀行から常に借入ができるとは限りません。または借入ができたとしても金利等の条件が悪かったり、銀行以外から高金利で借りたりすることもあるかもしれません。そのような時に問題になるのが、借入金と支払利息のバランスです。

もし期首から期末の平均借入金残高が1億円で金利が2%とすれば、支払利息は200万円になります。ところが500万、1,000万となっていたらおかしいと銀行は感じるでしょう。

他行から経営悪化等を理由に金利を引き上げられたか、ノンバンク等から高金利での資金調達、あるいはファクタリングの買取手数料を計上、どちらにしても今までよりも不利な条件で資金調達したとしか考えられません。

決算書の科目明細書に借入金の内訳を記入する欄があります。各銀行の借入金ごとの残高や利息額が記載されています。

そこに銀行以外からの借入金が載っていると今後の銀行融資取引が不利になるからと、期末までに一度返済したことにするか、あるいは経営者やその家族からの借入金として処理していることも多いと思います。

借入金残高と支払利息のバランスが多少おかしい程度なら問題にはなりませんが、あまりにもおかしい場合は、隠された借入金があるのではと疑われることになります。

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