資金繰りや経営の改善、経理に強い銀行融資コンサルタント会社。銀行融資取引、資金調達、経理業務、資金繰り・経営改善でお困りの中小企業を応援します。
銀行員というのは世間からすると、何でも知っているかのように思われがちです。そのためか、銀行に融資を申し込むときに自社の業界を説明する必要があったりすると、ある程度知っているだろという前提で話し始める社長が結構多いように感じます。
皆さんが考えるほど銀行員は詳しくありません。銀行員もプライドがあるためか、うなずきながら聞いていることが多く、社長も銀行員は理解してくれたと思ってしまいます。そのあとまたもう一度教えてと言われたりします。普通の人には馴染みのない業界だと時々あることです。
社長が自社の業界を説明する時は、専門用語は使わず素人でもわかるように説明しましょう。決して勉強不足とか何回説明させるのだと怒ってはいけません。
2007年09月09日
まだまだこれからといったホームページではありますが、弊社も少しずつ内容を追加しているおかげか、先月下旬から1日1件のペースで資金調達の相談をいただくようになりました。
ただ残念なのは、どうしてもうちょっと早く相談してくれなかったのか、という企業からの問合せが意外と多いです。
一番よくないのが、起業して数ヶ月で資金が底をつきそうだという相談です。業暦が数年でもあれば融資の選択肢も多いのですが、起業したばかりで信用も資金もないのでは融資は結構きつくなります。おまけに、独立して数ヶ月で行き詰るなんて、事業計画が甘い(経営者として能力がない)と見られてしまいます。
起業するときは資金に余裕を持って、そして資金繰りがきつくなりそうだと思ったときは、早めに手を打つようにしましょう。
2007年08月10日
今までの金融機関の融資といえば、保全の面では不動産担保や個人保証に依存していました。
しかし最近、それらを改める動きも出てきました。
金融庁や経済産業省はABLの普及を積極的に支援しています。
ABLとは、債権や動産(商品、原材料、機械設備等)も適格な担保として認め、融資を行うというものです。
売掛金を担保にする融資はある程度広まってきましたが、借り手が商品・固定資産として所有している動産を担保にする融資はまだ少ないですが、少しずつ行われてきました。具体的には、ワイン、肉牛、マグロ、トラック、バス等。
まだ問題点も多い融資ではありますが、今後取扱増加が期待される融資です。
2007年07月29日
今日朝のニュースを見ていたら、東邦銀行の行員が顧客のお金を着服していたと出ていました。
こういう事件は年に数回ニュースに出ますが、それ以外にも表に出ない不正が結構あると思います。銀行名は言いませんが、私のいた銀行でも約4年勤務している間にニュースにならなかった不祥事が数件ありましたから。
生活に困って顧客のお金に手を出すのかと思ったら、遊ぶためとか贅沢をするためとかが結構多いみたいです。
妻が銀行に勤めていた頃、結婚する妹にお祝いを買ってあげようと少し大きなお金を口座(給与が振り込まれる口座)から引き出したら、人事部から何のために出金したのかと質問を受けたと言っていました。何に使おうが勝手だろうと怒っていました。
不祥事が多い?からか行員の口座を監視していたみたいです。
こういうことがニュースになると、顧客からいろいろ言われたりして、真面目にやっている銀行員がかわいそうですね。
2007年07月12日
火曜日に3月決算のとあるお客様が5月末に申告が終わったので、お伺いしてきました。まだ売上も会社規模も小さいですが、1期目から立派に利益を出すことができたので、従業員さんと決算説明やお祝いもかねて食事に行かれたとのことでした。
それとは対照的に新銀行東京は設立以来3期赤字で、19年3月期決算は最終損益が547億円の赤字(累積赤字849億円)で、当初予想の3倍に膨らんでしまったそうですね。
融資残高が伸びないうえに、融資先中小企業の経営が悪化し、融資先の焦げ付きが相次ぎ赤字が増加したとのことです。
3年やってせめて赤字が減少傾向とかいうならいいけど、こんな状態なら何年やってもだめな気がしますけど。
2007年06月07日
※このホームページでは、中小企業が融資を受ける金融機関を原則「銀行」、そして社長、経営者、代表者を「経営者」で統一しています。